
著者:カネダ工房
漫画、イラスト、アニメーションを制作する上で、手足を描くことは難しくかつ重要なことである。
「手」に限って言えば、感情表現を豊かにしキャラクターを決定づけるアイテムであり、「足」は女性の色気を演出する「絵の武器」として、またはスタイル、地に立つための重心を司っていく。
さらに共にアクションの基点ともなり、多様なバリエーションに富む。
本書はこのような様々な顔を持つ手足を描くためのテクニック集で、豊富な図版で作例と活用例を示す。
また、骨や筋肉の構造からの解説の他に、裏技としてデッサンを無視した描き方も取り入れ、ロジックの他に感性からのアプローチも試みている。